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   歯周病の治療法

比較的軽い歯周病であれば、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることで治すことができます。しかし、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織を回復させるための手術(歯周外科手術)が必要となります。この手術の際には、歯周組織再生用材料という手術治療を補助するための、歯科用の材料が使われることがあります。
歯周病の治療法【エムドゲイン】
組織再生誘導材(エムドゲイン(R)ゲル)を使用する方法。歯が生えるとき歯周組織形成に重要と考えられているタンパク質を歯周病によって失われた組織の回復に応用した方法です。

【エムドゲイン(R)ゲルとは…】
エムドゲイン(R)ゲルは、スウェーデンのビオラ社で開発された新しいブタ歯胚組織使用歯周組織再生用材料です。 エムドゲイン(R)ゲルの主成分(エナメルマトリックスデリバティブ)は、子供の頃、歯が生えてくるときに重要な働きをするたんぱく質の一種です。現在の科学水準に基づく高い安全性確保の下、幼若ブタの歯胚から抽出精製したもので、2008年5月現在、世界44カ国で使用されています。

歯周病の治療法
GTR法は、1982年にS.Nymanらによって報告された新しい治療方法です。この方法は歯の周りに失った骨などを、より積極的に再生させるという方法です。(組織再生誘導法:GTR法)。歯周外科処置の際に歯茎の下に遮蔽膜を入れ、膜の下に歯周組織を誘導させます。遮蔽膜の種類にもよりますが、遮蔽膜の摘出することがあるので、手術回数が2回必要な場合があります。

歯周病の治療法
歯周病の症状がなくなり、歯肉も引き締まった健康な状態を保つことはできますが、進行した歯周病の場合、破壊吸収された歯周組織を回復することは基本的に不可能になります。
しかし、近年では再生医療(GTR法など)の発達に伴い、歯周組織の再生回復がある程度可能になってきました。 歯周病に関して最も大切なことは予防を心がけることです。
歯周病は別名「Silent Disease(サイレント・ディジーズ)」といわれるように、自覚症状がなく徐々に進行していきますから、歯周病の発見と予防のためにも、これといった自覚症状がなくても歯科医院を定期的に、最低でも半年に1回は受診して歯周病のチェックを受けることが非常に大切です。 また、全身因子、とくに糖尿病や骨粗鬆症などかかっていないことに越したことはありませんが、すでにかかられている方は担当医師と相談してきちんとコントロールをし、予防をすることです。また環境因子の改善として、喫煙習慣の改善、食生活や栄養バランスの考慮、規則正しい生活、ストレスの発散を常日頃から心がけることなども重要なことです。

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